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「もともと1つの大企業に、小さなシステム屋さんがたくさん入っている場合、SAPのような基幹系も、オープン系も含め、それら情報システムを全部まとめて、アクセンチュアが100人単位の仕事をまるまる請け負うんです。たとえて言うなら、平和な村に、兵隊が勝手に入って行って、白い眼で見られる。元いた村民(ベンダー)は、アクセンチュアへの出向扱いになり、我々占領軍が勝手に、その人たちのリーダーになります。一気に乗っ取るので、パラシュート型アウトソーシングと呼びます」
乗っ取るだけでは、クライアント企業から見たら、コストアップでしかない。そこからが本番だ。
「情報システムを統合して、一括して管理する体制を築くのですが、まず立ち上げが大変。他人が作ったシステムを理解するところから始まり、ウチのリーダーシップで運用業務プロセスを改善します。そして最後に、ベンダーを切って、1~2年かけて中国の大連に移管する。システムにトラブルが起きたら、中国人が大連から日本語で対応します。これでコストは半減し、アウトソース完了。これが得意技です」
乗っ取られた挙句にコキ使われ、契約を切られて仕事を失うのだから、合法的ながら、確かにヤクザ的な手法に見えなくもない。
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